復興熊本城

 「武者返し」と称される石垣の見事さから「日本三名城」の1つに数えられる熊本城は、「平成28年熊本地震」により甚大な被害を受けました。打撃を受けた天下の名城の姿は痛々しいものですが、その復興の様子を見ることができるのは、めったにない貴重な機会でもあります。
 路面電車で熊本城にアクセスする場合は、「熊本城・市役所前」電停で下車して発着地とするルートがおすすめです。
 まず坪井川沿いを上流側へ向かい厩橋を渡ります。熊本城の東側から北側にかけて、東十八間櫓と北十八間櫓の石垣は大きな被害を受けていました。道沿いのスペースに並べられた石垣の石の横を通り、棒庵坂を上り切って左へ向かった所が加藤神社です。工事中の大天守閣と小天守閣、宇土櫓が見え、境内には崩れた石垣の中から発見された、観音像が線刻された石が展示されています。
 一旦道を戻り、石垣が崩れた戌亥櫓を横目にしながら二の丸広場へ向かうと、今度は遠目に大小の天守閣と宇土櫓を見ることができます。
 二の丸広場の駐車場から、土産物店などが集まる「城彩苑」を経て坪井川に架かる行幸橋の辺りまで下ると、土台からずれた「特別史跡熊本城」を示す石柱と、その横の馬具櫓の崩れた石垣が目の当たりにできます。
 長塀と坪井川沿いに延びる歩道の先が、出発地点の「熊本城・市役所前」電停です。目の前にある中央区役所14階の展望ロビーも、熊本城のビュースポットの1つです。

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